連続テレビ小説「あんぱん」は、「アンパンマン」の作者として知られる漫画家、やなせたかしさんと妻の小松暢さんをモデルに、戦前から戦後の激動の時代を生き抜く夫婦の姿を描いたオリジナルの物語です。
ヒロインには、3365人の応募者からオーディションで俳優の今田美桜さんが選ばれ、2日、東京 渋谷のNHK放送センターで記者会見が開かれました。
今田さんは福岡県出身の26歳で、2015年に映画に初出演、現在、数多くの映画やドラマなどで活躍していて、連続テレビ小説への出演は2021年の「おかえりモネ」以来の2度目となります。
2日、東京 渋谷のNHK放送センターで開かれた会見で今田さんは、「やっと皆様にお伝えすることができてほっとしています。暢さんの明るくて天真らんまんで人生を楽しんでいるところが自然とやなせさんを引っ張ることになると思うので、私自身すごく緊張しているんですけれど同じように楽しく撮影できたらなと思っています。日本の朝を元気にできるよう精いっぱい務めたいと思います」と意気込みを語りました。
連続テレビ小説「あんぱん」は、ことし秋から撮影が行われる予定で、来年の春に放送が始まります。